赤ちゃんが初めて笑ったとき、その瞬間の感動は今でも鮮明に覚えています。まだ言葉を話せない赤ちゃんが、「嬉しい」「楽しい」という感情を笑顔で伝えてくれることは、育児中の私たちにとって何よりのご褒美でした。
この記事では、私たちが体験した「赤ちゃんが笑うタイミング」や、乳児期の感情表現についての気づきをお伝えします。我が子の場合の話なので、すべての赤ちゃんに当てはまるわけではありませんが、共感していただける部分があれば嬉しいです。
1. 赤ちゃんが初めて笑った瞬間
生後1か月頃、我が子が初めて笑ったのは、何気なく顔をのぞき込んで「おはよう」と話しかけたときでした。それまで泣くことが主なコミュニケーション手段だった赤ちゃんが、突然ニコッと微笑んだのです。
正直、「今のは笑顔だったのかな?」と半信半疑でしたが、その後も何度か同じように話しかけると笑うことが増えてきました。この頃の赤ちゃんは、親の声や顔をじっと見ることが多いので、声かけや表情を真似して楽しんでいるのかもしれません。
2. 話しかけると笑う理由?
赤ちゃんが声をかけられて笑う理由は、専門家によると、親の声のトーンや表情から安心感や喜びを感じているからだと言われています。私自身も、明るい声で名前を呼んだり「かわいいね」「大好きだよ」と話しかけると、我が子が嬉しそうに笑うことが増えていきました。
特に赤ちゃんが好きだったのは、少し高めの声でゆっくり話しかけることです。例えば「○○ちゃん、おはよう~!」とテンション高めに挨拶すると、ケラケラと笑うことがよくありました。
ポイント:
- 赤ちゃんに笑顔で話しかけると、その表情に反応して笑うことが多いです。
- 話しかける内容よりも、声のトーンや優しさが重要なように感じました。
3. 身体を触ると笑うタイミング
赤ちゃんが笑うきっかけの一つに、「身体に触れる遊び」があります。我が子の場合、特に「こちょこちょ」が大好きでした。お腹や足の裏を軽くくすぐると、「もっとやって!」と言わんばかりに声を出して笑ってくれます。
ただし、赤ちゃんによってはくすぐるのが苦手な場合もあると聞きます。幸い我が子は楽しい遊びとして受け入れてくれたので、日中のコミュニケーションの一環として取り入れていました。
触れ合い遊びの例:
- お腹や脇の下を優しく「こちょこちょ」する。
- 足の裏を指でなぞりながら、歌を歌う。
触れることで赤ちゃんも安心感を得られるのか、泣いているときにもこの遊びで落ち着くことがありました。
4. 笑顔を引き出すために気をつけたこと
赤ちゃんの笑顔をもっと見たいと思う一方で、私たちは無理に笑わせることはしないよう心がけました。赤ちゃんにもその日の気分があるようで、疲れていたり眠たかったりするときは、笑うどころか泣き出してしまうこともあります。
気をつけたポイント:
- 赤ちゃんがリラックスしているときに遊ぶ。授乳後やお昼寝後がベストでした。
- 無理に笑わせようとしない。赤ちゃんが嫌がる表情をしたらすぐにやめる。
- 笑わなかったときも気にしない。「今日はそんな日なんだな」と思うようにしました。
赤ちゃんが自ら笑顔を見せてくれるタイミングを待つことで、自然な笑いを引き出すことができた気がします。
5. 赤ちゃんの笑いが持つ力
赤ちゃんの笑顔には、育児の疲れを吹き飛ばしてくれる不思議な力があります。夜泣きが続いて寝不足でも、赤ちゃんがふと笑ってくれると「頑張ってよかった」と思える瞬間が増えました。
特に印象的だったのは、夫と一緒に赤ちゃんに話しかけたり遊んだりしているとき、私たち自身も自然と笑顔になれることでした。育児を通じて、赤ちゃんだけでなく親である私たちも感情を素直に表現できるようになった気がします。
まとめ
赤ちゃんが笑うタイミングは、成長や性格によってさまざまだと思います。我が子の場合、話しかけたり身体を触れたりすると笑顔を見せてくれることが多かったですが、これはあくまで私たちの体験談です。
赤ちゃんの笑顔は、育児における何よりの癒しです。「どうすれば笑ってくれるかな?」と試行錯誤しながらも、その瞬間を楽しむことが一番大切なのかもしれません。
この記事が、同じように育児を頑張っている皆さんの参考になれば幸いです。