珈琲自家焙煎!パパの密かな楽しみ

暮らし

子どもが生まれてから、家で過ごす時間が圧倒的に増えました。育児は楽しいですが、慌ただしい日々の中で「自分だけの時間」を持つのが難しくなるのも事実です。そんな中、私が見つけたのが 「珈琲の自家焙煎」。これは手軽とは言えませんが、心を落ち着けるひとときとして、今では週末の楽しみになっています。

今回は、育児中のパパ目線で、自家焙煎の魅力や実際の体験をお伝えしたいと思います。


なぜ自家焙煎を始めたのか?

私が珈琲の自家焙煎に興味を持ったきっかけは、ネットで見かけた記事でした。「新鮮な豆で淹れた珈琲は格別」と読んで、少し試してみたい気持ちになったんです。最初は手間がかかりそうだし、道具も揃えないといけないので躊躇しましたが、「焙煎から楽しむ」というのが妙に魅力的に思えました。

特に、育児や仕事で忙しい日常の中で、短いながらも「自分だけの時間」を確保することが必要だと感じていたことも、背中を押した理由のひとつです。


最初に揃えた道具と準備

自家焙煎の道具はピンキリですが、私が選んだのは以下のシンプルなセットです:

  • 手網焙煎器:ガスコンロで使える、網状の焙煎器。3000円ほど。
  • 生豆(グリーンビーンズ):ネットで購入。初回は100g500円くらいのものを注文。
  • ミル:以前から使っていた手挽きのもの。
  • ドリッパー:家にあるものをそのまま使用。

正直、焙煎初心者としては「これで本当にうまくいくのか?」と不安でした。でも道具を揃えてしまうと、意外と「やるしかない!」という気持ちになれました。


初めての焙煎体験

ある土曜日の午後、妻が子どもを連れて公園へ行ったタイミングで、いよいよ自家焙煎に挑戦することにしました。まずは生豆を手網に入れ、コンロの上でゆっくりと動かし始めます。

音に注意するポイント
焙煎中、最初に驚いたのは 「豆の音」 でした。しばらく熱を加えると、「パチッ」と弾けるような音がしてきます。これは「1ハゼ」と呼ばれる状態だそうで、豆が膨らんで割れる音とのこと。さらに時間が経つと、「2ハゼ」というさらに高音の弾け音が続きます。この音を聞き逃さないようにするのが、焙煎の醍醐味だと感じました。

部屋中に広がる香り
豆が焼けるにつれて、部屋の中に香ばしい匂いが広がります。この瞬間、「焙煎って本当に楽しい!」と思いました。豆の色が少しずつ変化していく様子も目で確認できるので、五感をフルに使って楽しめるのが自家焙煎の良さだと感じました。


焙煎した豆で淹れた一杯

焙煎が終わった豆は、すぐには使わず一晩ほど置くのが基本だそうです。ただ、どうしても我慢できず、少量をすぐに挽いてドリップしてみました。
結果は……正直、思った以上に酸味が強く、「もう少し焙煎時間を長くしたほうがよかったのかも?」という味わい。でも、自分で焙煎した豆で淹れた珈琲は、格別なものがあります。何よりも、「ここまで自分の手で作った」という達成感が大きかったです。


育児中の自家焙煎、注意点と工夫

自家焙煎を楽しむ上で、一番大事だと思ったのは 音や匂いへの配慮 です。焙煎中の豆は煙が出ることもあるので、換気扇を全開にして窓を開けるのがおすすめです。また、音に集中する時間が必要なので、子どもが寝ている時間や、妻が外出しているタイミングを狙うのが理想です。

我が家では、妻と相談して、「週末のどこか1時間は自分の時間を確保させてもらう」というルールを作っています。そのおかげで、気兼ねなく楽しめています。


自家焙煎を通じて得たもの

自家焙煎を始めてから感じたのは、「自分だけの時間」の大切さです。毎日忙しい育児生活の中で、この小さな楽しみが心に余裕を生んでくれました。また、焙煎を重ねるうちに、味の違いや焙煎のコツも少しずつわかるようになり、珈琲そのものへの愛着も深まりました。

育児中は、どうしても自分の時間が後回しになりがちです。でも、たとえ短い時間でも、自分の好きなことを楽しむことで、結果的に家族にも笑顔で接することができるのではないかと思います。


まとめ

珈琲の自家焙煎は、手間はかかりますが、それ以上に得られる楽しみや癒しがあります。今回の記事が、自家焙煎に興味を持つパパや、忙しい日常の中で何か新しい趣味を始めたい方の参考になれば幸いです。

「パチッ」という豆の弾ける音と、広がる香りの中で味わう一杯の珈琲。このひとときが、私にとっての密かな幸せです。ぜひ一度、挑戦してみてはいかがでしょうか?

プロフィール
30代夫婦3人暮らし
育児と暮らしの手帖

笑いあり涙ありの毎日を楽しむ仲良し家族
ママ|みーちゃん
30代・育休中ママ
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30代・会社員パパ
息子|なーくん
2024年春生まれの元気な赤ちゃん
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