新生児が泣く理由を理解するのは、育児を始めたばかりの親にとって大きな課題ですよね。私も最初は「何で泣いているのか全然わからない!」と悩みました。でも、毎日の中で泣き方やタイミングを観察しながら試行錯誤を繰り返しているうちに、「これかも?」とピンとくることが増えていきました。今回は、私が経験した赤ちゃんの泣き方と、それにどう対応してきたかをお話しします。
おむつが気持ち悪くて泣いたとき
新生児はおむつが濡れていると、ほぼ間違いなく泣きます。うちの子も例外ではなく、特に長時間同じおむつをしていると、ギャーギャーと抗議するかのような声で泣き出しました。
一度、夜中に授乳中「ん? なんだか落ち着かないな」と感じて、おむつを確認したら案の定びっしょり。すぐに替えてあげると、ニコニコと満足そうな顔になりました。そのとき、「泣いている理由がわかると、こんなにスッキリするんだ!」と感じたのを覚えています。それからは、「泣いたらまずおむつをチェック」が我が家のルールになりました。
寝れなくて泣いたとき
赤ちゃんが眠いのに寝られなくて泣く姿は、見ているこちらも切ない気持ちになります。うちの子の場合、「ふぇ〜ん」とか細く長い泣き方をしながら、目をこすったり頭を左右に振ったりすることが多かったです。
昼間にしっかりお散歩をして日光を浴びさせることで夜はぐっすり寝るようになる、と聞いたので試してみました。でも、実際には思ったようにいかず、夜に抱っこしながら家中を歩き回る日々が続きました。そんなある日、抱っこ紐で軽く揺れながら「大丈夫だよ〜」と声をかけたら、急にスッと寝息を立てたんです。その瞬間、「ああ、こうやって少しずつ慣れていくんだな」と感じました。
お腹が空いて泣いたとき
授乳間隔が2〜3時間おきの新生児期は、お腹が空いて泣くこともしょっちゅうありました。特徴的なのは、泣き方が短くて頻繁なこと。うちの子も「えんえんえん!」と主張するような声で泣き出したら、すぐに授乳モードでした。
ただ、寝不足で疲れているときは正直、「またか…」と思うこともありました。でも、授乳後に満足そうに寝てくれる姿を見ると、「ああ、必要としてくれているんだな」と気持ちが和らいだのを覚えています。授乳は赤ちゃんと母親の絆を深める大切な時間なんだと実感しました。
抱っこしてほしくて泣いたとき
意外と多かったのが「抱っこしてほしい!」という理由での泣き。これには本当に手を焼きました。特に、家事をしたいタイミングで泣かれると、「ちょっと待ってよ〜」と思うこともありましたが、抱っこしてあやすとすぐに泣き止むことがほとんどでした。
ある日、どうしても手が離せなくてそのままにしていたら、泣き声がどんどんエスカレートしてしまい、結局抱っこして落ち着かせる羽目に。これをきっかけに、「家事は後回し、赤ちゃんを優先」という心構えができました。スリングや抱っこ紐を活用することで、赤ちゃんも安心しつつ、私自身も少し自由に動けるようになったのが救いでした。
その他の理由で泣いたとき
新生児が泣く理由には、思いつかないようなものもあります。例えば、部屋が暑すぎたり寒すぎたり、衣服のタグが肌に触れて不快だったり…。うちの子は一度、肌着の折り目がチクチクしていたようで、ずっと機嫌が悪かったことがありました。着替えさせたらすぐ泣き止んだので、赤ちゃんがどれだけ繊細かを思い知らされました。
また、病気の可能性がないかもチェックが必要です。一度だけですが、発熱が原因で泣き続けたことがあり、そのときは小児科で診てもらいました。「普段と違う泣き方」に気づけるようになると、少しずつ自信が持てるようになります。
おわりに
新生児の泣き声は、親への「メッセージ」です。最初はそれを理解するのが大変ですが、毎日の中で少しずつ赤ちゃんの「泣き方のパターン」がわかってきます。
泣き声を聞くたびに「今度は何だろう?」と不安になることもありますが、泣き止んだ瞬間の安堵感や、赤ちゃんの満足そうな表情を見ると、「育児っていいな」と思える瞬間が増えていきます。泣く理由をひとつひとつ見つけることは、親としての成長にもつながるので、焦らずに向き合っていきましょう!
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